令和3年度 むかばきひとり旅Ⅰ 活動報告
令和3年7月23日(金)~25日(日)の2泊3日で「むかばきひとり旅Ⅰ」を開催しました。
宮崎県青少年自然の家における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づき運営いたしました。
今回は「キャンパーになろう!」をテーマに活動を行いました。
1日目のアイスブレイクでは班員の名前を覚えながら3日間の班の目標を決めました。
午後は5つのキャンプスキルを体験しました。
【雲の様子から天気を読む】
【薪組み】
【メタルマッチで着火に挑戦】
【イラストを見ながら危険予知トレーニング】
【テントの張り方・畳み方】
1日目の夜の活動は天体観測!…のはずでしたが外は雨が降っており星を見る事が出来ませんでした。
今回は内容を変更して星のお話を聞きました。星の観測はできず残念でしたが、今回学んだ星空を見て方角や季節を知る方法などを、お家に帰って実践してくれた参加者もいたようです!
翌日の沢登りに備えて、ライフジャケットの着方や安全確保の方法などの予習も行いました。
今回は、1日目と2日目で交代しながら全員がテントに泊まりました。天候によりプレイホールでのテント泊となり少し蒸し暑い中ではありましたが、感染症対策のためひとつのテントに2人で広々就寝しました。テントや寝袋で寝るのが初めての参加者も多く、それぞれ記憶に残る夜を過ごせたようでした。
2日目は雨が上がり、沢登りを実施することができました!
当初の予定とはコースを変更しての実施でしたが、前日までの雨の影響で普段よりも豪快に流れる水の勢いを、全身で感じることが出来ました。
2日目午後は野外炊飯の練習をしました。実際にかまどで火をおこします。おきた火で特大マシュマロを焼いたり、お湯を沸かしてお茶を飲んだりしました。火おこしに苦戦する班もありましたが、みんなでほっこりおやつタイムを楽しみました。
竹串がしなるほどの特大サイズ!
火をおこすのにかかる時間、お湯が沸くのにかかる時間、など分かったことを踏まえてカレー作りの作戦会議をしました。
最終日はいよいよカレー作りです。事前に考えた分担や時間の使い方などを班ごとに実践しつつすべて自分たちで作っていきます。これまでに練習した薪組みや着火、KYTのスキルも活きてきます。
もちろん計画通りにいかないことがでてきますが、そんなときは昨日までの練習やポイントを振り返りながら、どうすれば良いかを班員で話し合ってもらいました。考えて工夫しながら完成を目指す姿が、とても素晴らしかったです。
無事すべての班がカレーを完成させました。所員も味見をさせてもらったのですが、班ごとにご飯の仕上がりや野菜の形が様々で大変おもしろかったです。私たちのカレーが一番おいしい!と勧めてくれる班もありました。
最後に別れのつどいを行いました。3日間をともに過ごしてくれたボランティアの高校生と大学生の皆さんへ感謝を伝え、全員で集合写真を撮って全日程を終了しました。
今回参加してくれた皆さん、ボランティアにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!皆さんの成長とより一層の活躍を心より願っています。
12月には小学校低学年対象の「むかばきひとり旅Ⅱ」を開催予定です。小学1年生~3年生の皆さん、お待ちしております!